
今回は、最近注目を集めている0xプロジェクトについてまとめてみました◎
この0xプロジェクトは、イーサリアム上で発行されたトークンを自由に交換する仕組みを実現するために作られました。
0xを基盤とした仮想通貨業界が遠くない未来に実現するかもしれませんね!
それでは、詳しく見ていきましょう(*⁰▿⁰*)
0x(ゼロエックス)の概要・チャート

通貨名(通貨単位) | 0x(ZRX) |
公開日 | 2017年8月11年 |
発行上限枚数 | 1,000,000,000 ZRX |
開発者 | Will WarrenとAmir Bandeali |
公式HP | https://0xproject.com/ |
0xは簡単に言うと分散型取引所(DEX)のプロジェクトです!
管理者のいない非中央集権型の取引所を形成し、DEXは送金スピードも早く、取引手数料もかかりません。
イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で発行されているトークン同士を手数料がほぼ無料で交換するための仮想通貨です。
こうすることで、提携しているDepp間で流動性が生まれますね。
今まではマイナーなDAppを利用する際にそのマイナーなDapp専用の仮想通貨を使わなければいけませんでしたが、0xを使うことで、ETHでマイナーなDappの使用料を支払うことが出来るようになります!
0x(ゼロエックス)の特徴

イーサリアム(ETH)で作られた仮想通貨同士を繋ぐ
0x(ゼロエックス)とは、有名通貨イーサリアムのプラットフォームで作られたトークンを自由に取引させるアルトコインです。
0xを経由することで、DApps(分散型アプリケーション)の専用トークンは、これまで以上にスムーズな売買が行われるようになると思われます。
今まではイーサリアムのプラットフォームに合わせて、ユーザー側がイーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)をあらかじめ用意する必要がありました。
そのせいで新規トークンへのレスポンスが悪くなり、ICOの成功難易度が高まっていたといわれていました。
しかし0xが普及すれば、イーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)といった通貨を保有していなくても、同じプラットフォーム上のトークンで簡単に取引できるようになります。
ICOへの参加が容易となるため、魅力的な通貨が世界に浸透しやすくなるかもしれません。
0x(ゼロエックス)をきっかけに、仮想通貨全体がさらに盛り上がっていく可能性にも期待できますね!
メリット
・手数料の安さと送金スピード
0xでは取引がブロックチェーンの外、いわゆるオフチェーンで実行されるため、スケーラビリティによる問題を起こしません。
また、リレイヤーと呼ばれる仲介者によって取引の標準となるAPIが提供されるらしく、ユーザーは費用をかけずに0xを利用できるようになりますね。
リレイヤーには報酬があるため、取引者が増えれば増えるほどに利益が高まるのも特徴です!
こういったメリットの数々が、今後0xの人気を引き上げる要因となっていくかもしれませんね!
0xはオープンソースであるため、誰でも簡単に参加が可能になっています。
ユーザー数を伸ばしていく下地が整いつつあるので、知名度が高まればいっきに普及していく可能性もあると思います!
取引所のような役割を果たす
0xはトークン同士の交換を助けるという性質から、仮想通貨取引所のような役割を担っていくことも可能です!
今話題のDEX(分散型取引所)の新しいスタイルとして、これから定着していくかもしれませんね。
中央集権者を持たなくても、リレイヤーによるサポートがあるので、ユーザーはいつでも自由な取引を行うことができます。
秘密鍵を個人で管理しながら、資産は分散型ネットワーク上で取り扱われるため、取引所の破産やサーバーダウンに悩まされることは考えられないですね。
カウンターパーティーリスクに対する体制が整っていることから、自己管理の下で安心して仮想通貨を運用したい人におすすめです!
もちろん0xはアルトコインの1種であるため、完全に取引所をマネすることはできません。
しかしそれだけの期待をさせるポテンシャルがあることは、0xの将来性を考える上で大きなプラス要素になりますね。
0x(ゼロエックス)の機能

オフチェーンオーダーリレーオンチェーン決済
0xプロトコルでは、注文はオフチェーンで行うため、手数料を大幅に削減し、ブロックチェーンの負担が少なくなって、スケーラビリティ問題がおこらないです。
中継者は、取引の中継を行うごとに手数料をもらえるので誰でも中継者になることが出来ますね!
・トラストレスな交換
イーサリアム(ETH)の分散型ネットワーク上に構築されているので、取引失敗やサーバーダウンなどが起こらずに、取引においてカウンターパーティーリスクがありません。
・共有流動性
標準的なAPIを共有することによって、中継者は容易に流動性プールを集約し、より多くの中継者がオンラインになるように流動性を中心にネットワーク効果を生み出すことができます。
・オープンソース
0xはオープンソースで無許可で自由に使用できます。
無料で知られているカウンターパーティと直接取引するか、また中継者にいくつかのZRXトークンを支払い、流動性プールにアクセスします。
DAppのビルディングブロック
0xプロトコルは、交換機能を必要とするDAppのためのプラッガブルなビルディングブロックです。
すでにWebアプリケーションやスマートコントラクトで0xを使用している多くの開発者が存在しています!
・分散化されたガバナンス
分散化された機構は所有権を明確にし、ガバナンスロジックを導くためにトークンを使用します。
0xは、分権化された組織がシームレスかつ安全にスタートアップ資本の所有権を交換できるようにします。
・予測市場
分散型の予測市場プラットフォームは、現実世界の出来事の成果に財政的に関わるトークンを生成していきます。
0xは、これらのトークンをすぐにトレードができるようにします。
・安定したトークン
安定したトークンのような新たな金融商品は、成功するために効率的で流動的な市場が必要ですよね。
0xは、これらのトークンが安定したままでいることができる基本的な経済メカニズムを推進していきます!
・分散ローン
効率的な融資には、投資家が融資をして買った株や仮想通貨などを売ることが出来る流動的な市場が必要になってきます。
0xはすべての融資残高の市場価格を効率的に決定することを可能にできます!
・ファンドマネジメント
分散型ファンドマネジメントは、ファンドマネージャーが合意する前にアセットに投資することを制限します。
ファンド管理のスマートコントラクトに0xを導入することで、上記の制約を実現できるんです!
0x(ゼロエックス)の買い方・取引所

※0x(ゼロエックス)は日本の取引所では購入できません。
0x (ゼロエックス)を購入するには海外の取引所を登録する必要があります。
下記が私がおすすめする取引所になるので興味があればぜひ登録してみてはどうでしょう?◎
0xの価格高騰に大きく影響した Binanceなら、自由な売買を楽しめると思います!
毎月新しい通貨を上場させる独特のシステムによって、これからも魅力的な通貨が増えていくことが特徴ですね!
・Huobi(フオビ)
中国の有名取引所で、現在は香港を拠点に仮想通貨売買のサポートを行なってくれます。
アルトコインの豊富さはBinanceに次ぐレベルなので、0xを含めたさまざまな通貨を取引できると思います!
・Bitfinex(ビットフィネックス)
香港に拠点を持つ世界規模の仮想通貨取引所です。
かつてはハッキング被害に遭った経験があるのですが、それでも注目の取引所です!
・Poloniex(ポロにエックス)
アメリカの取引所であるPoloniexにも、0xは上場をしています。
アジア以外の場所で0xが広まっていくきっかけになるかもしれないので、Poloniexでの売買には期待していきたいですね!
0x(ゼロエックス)の将来性

0x(ゼロエックス)のプロジェクト自体は、非常に面白く0x OTCもユーザーの困っていることを上手く解決しているプロダクトだと思います!
イーサリアム(ETH)の将来を考えればありえる選択肢ですね。
0x上での活発なプロジェクトは見当たらないので、もう少し様子を見るのも良いのかもしれませんね!