【仮想通貨】Dent(デント)とは?特徴・買い方・ウォレット

今回は、毎月毎月末頃になるとそわそわしてしまう低速、、現代人の強敵・モバイルデータに深く関わりのあるDent(デント)についてまとめてみました!
どのような取り組みを行なっているのでしょうか、詳しく見ていきましょう(*’ω’*)
Dent(DENT)とは?

取引開始日 | 2017年6月 |
通貨名 | DENT |
発行上限枚数 | 1000億DENT |
マイニング方式 | PoW(Proof of Work)※イーサリアムに基づく |
公式HP | https://www.dentwireless.com/#Home |
公式Twitter | https://twitter.com/dentcoin |
冒頭でも「Dentはモバイルデータ通信量に関わる」とお伝えしたかと思うのですが、データ量の売買を自由化させるためのプラットフォームです。
こちらに関してはしっかり後述させていただきますね(*⁰▿⁰*)
また、Dentはイーサリアムベースの通貨であり、ERC20に準拠しています。
認知度としては、特に日本ではまだまだ低い通貨ではありますが、すでに開発がしっかりと進められている点、Binanceへの上場ノミネート通貨の一つとしてDentがあがっている点などから、これからかなり成長するのではないかと見ています!
それでは、さらに詳しく解説していきます(๑˃̵ᴗ˂̵)
Dentの特徴
モバイルデータ通信量の自由売買
携帯のモバイルデータ、大体月末くらいにこのデータ量が上限に達して、通信速度が低速に切り替わりSNSや検索等がそれはそれは遅すぎてイライラする、、といったことが誰しもあるのではないでしょうか?
あまり携帯を触らない方や、日頃からWifiを使用している方は縁遠いかもしれませんが(*⁰▿⁰*)
下図はdocomoのモバイルデータ量の例で、左がすでに使用しているデータ量ですね。

ボーナスパケットは毎月使用しても使用しなくてもまあいいとして、通常のパケットパックの分は月額料金にしっかり含まれているので誰だって最後まで使いたいのが普通ですよね。
しかし現在の携帯会社がとっている手法としては、例えば「月額で15GBを使えますよ」といったように毎月一定の量を使用することができます。
ただし、従来の方法で見てみると↓
15GB全て使った場合→15GBに達した場合低速にかかってしまう
低速を解除するためには→まあまあ高い金額を課金して1GBずつ購入してなんとかやりすごす
低速にかからないようにデータ量を残す→残りのデータ量が無駄になる
しかもデータ量を見ながら携帯を使用する場合だと、逐一確認しつつ携帯を使用する必要があるので、神経質になってしまいますよね。
上記から、ユーザーからすると低速にひたすら耐えるor高い追加料金を支払って1GBずつ購入する、またはデータ量を無駄にするしかありません。
これではただただ携帯会社が儲かるだけの仕組みですよね?
ここでDentの出番です(*’ω’*)!

モバイルデータを売買する取引所を立ち上げ、そこで余らせたモバイルデータ量を売りたい人が、上限に達してしまい足りないデータ量を買いたい人に対して売買を行う環境を作りました。
取引所にてオークション形式で売買されるので、自分が売りたい価格・買いたい価格で取引を行うことが可能です。
いつもデータ量を余らせ無駄にしてしまう人にもメリットがありますし、いつもデータ量が足りず低速をくらい、やむなく高額の追加料金を支払っている人にも安価で購入できるというメリットがあります。
もちろん、モバイルデータを売るだけでなく家族や親しい友人にデータ量を「送る」だけでも可能です。
そして売買する中の通貨としてDENTが使用されます。もちろん万国共通なので、世界中で取引することが可能です◎
世界の中でも日本は特にモバイルデータ価格の高額設定が見受けられますが、Dentが普及するとなると価格を必然的に下げなければいけなくなりますよね。
このようにDentは、モバイルデータを効率的に使用することができるプラットフォームを作っています。
また、Dentのユーザー間でモバイルデータ量を売買・送るだけでなく、専門業者からデータを購入することも可能です。
この際、ユーザーはもちろん少しでも安価な業者からデータを買いたいのは当たり前なので、価格競争が起こり、今の日本通信業者の価格設定よりははるかに安価で購入することが見込まれます。
国際ローミングにおける問題の解決
海外旅行をする方は馴染みのある方も多いかと思いますが、国際ローミングでは国内で契約している携帯を海外の通信業者を通してインターネットを利用するために、日常で私たちが国内で使用している国内パケット料金とは比べ物にならないくらい高額の請求が発生します。
これが国際ローミング利用料金と呼ばれるものですね。
しかし対するDentは、先ほどお伝えしたDentの仕組みを利用してその国ごとの通信業者や現地の方から直接その国のデータを購入することが可能です。
さらに料金形態に関してもその現地の料金で購入することが可能なので、国際ローミングを使用するよりかなりお得ですよね。
また、所持している携帯を国際ローミングに対応する契約を行う、またはWifiを空港で借りる等をしなければ海外で携帯を使用することがそもそも不可能なのですが、Dentを利用するとその契約や借りるといった手間を省くこともできます。
スマートコントラクトを採用
Dentはイーサリアムが採用しているスマートコントラクトを採用しており、自分があらかじめ設定した条件に達した場合に自動的にデータ量の購入を行なってくれる機能が使用可能です。
Dentのメリット・将来性

アメリカ大手通信業者・VerizonとAT&Tとの提携
Verizonは、みなさんお馴染みのNTTドコモと協力して国内で初めてVoLTEによる国際ローミングの実証実験に成功するなどを起こした、かなり大手企業です。
また、AT&Tは米国第3位の通信業者です。
提携が見込まれている、というわけでなく既に提携を完了しているので、社会的信用に大きく繋がるポイントですよね。
Dentのアプリがリリース
Dentのサービスは、実は既に開始されています(*’ω’*)!
残念ながら日本語に対応はしていないのですが、海外の仮想通貨取引などされている方ならそんなに抵抗なくできるんじゃないかな?と思います。
また、このアプリはDentのウォレットとしても活用することができます◎
このアプリ一つで全てまかなうことができるのは大きいですね!
しかもレビューを見てもオール星5!なので、どれだけユーザーの声を取り入れているのかがわかります。
iOSとAndroidともにリリース済みではありますが、現時点でモバイルデータの売買はアメリカとメキシコのみで使用可能です。
ただ、該当国以外の場所では利用不可みたいなので、私たち日本人は旅行の際にしか使えません、、
上記のように、アプリなど開発が着実に進められて利用も行われている点から、DENT保有者からするとかなりの安心材料になりますね!
Dentのデメリット
日本での普及は考えづらい
残念ながら日本はお堅い国なこともあり、日本の通信業界へDentの参入は難しいのではないかと思います(´・_・`)
そもそも従来の方法にDentを導入するとなると、企業側の収益がかなり減る計算になります。
その上、仮想通貨取引を行なっている人なら誰しもお馴染み、許可を取るのが難しいあの金融庁の許可が通信業者と提携を組む際には必ず必要。
また、通信業者が仮想通貨交換業者として登録を行う必要も生じます。
これらの理由からも、現実を考えると日本での普及は考えづらいです。
ただし暗号通貨のDentとして見るのであれば話は別ですし、むしろ世界的視野で見る必要があるので需要はかなり大きいと見ることができます。
上述したのは、あくまで日本の話ですね。゚(゚´ω`゚)゚。
DENTを購入できる取引所・保有できるウォレット
取引所
国内取引所では7/3現時点で取り扱いがありません。
海外取引所ではKuCoin、HitBTC、OKEx、Coinrail等にて購入することが可能です◎
DENTの取引高が一番高いのはCoinrailなのですが、登録が面倒というデメリットがあります。
おすすめとしては、暗号通貨全体の取引量が多いので流動性が良いKuCoinの方がいいかもしれません!
方法としては、海外取引所にて購入する際円でDENTを直接購入することは不可能です。
また海外取引所では日本円が使えないため、一度国内の取引所にてBTC等を購入後、KuCoin等の海外取引所に送金を行なってからBTC→DENTを購入する以外ありません。
ちなみに、KuCoinだとBTC(ビットコイン)ETH(イーサリアム)、NEO(ネオ)からDENTを購入することも可能です◎ こちらがDENTに交換対応している該当通貨です。
また、Binanceから送金する場合NEO建てだと送金にかかる手数料が無料ですよ(*⁰▿⁰*)
購入まではこのような流れです↓
- bitFlyer(ビットフライヤー)などの国内取引所にて登録
- 登録が済んだら、国内取引所でBTCなどの上述した該当通貨を購入
- 続いて、KuCoin等の海外取引所に登録する
- 国内取引所からKuCoin等の海外取引所に、国内取引所で購入したBTCなど該当通貨を送金する
- 送金したBTCなどの該当通貨からDENTに交換する
最初は誰だって不慣れなので、最初の1回目だけすこし手間取ってしまうかもしれませんが、ここを一度感覚を掴んでおけばかなり楽ですし、暗号通貨の楽しみがかなり広がると思います(´∀`)
国内取引所をすでにお持ちであれば約30分程度で済むと思いますので、この機会にぜひどうぞ!
ウォレット
Dentはイーサリアムベースの通貨なので、「My Ether Wallet」に該当しており保管することができます。
あとは、中盤にも紹介したDent専用のアプリ内にてDENTの通貨を保管することも可能です!
そして、Dent専用アプリだと通貨の売買もかなり自由に行うことができ利便性に富んでいます。
アプリはiOS、Androidともにすでにリリースしているので、誰でも作ることができますよ(*’ω’*)