
今回は、仮想通貨Factom(ファクトム)についてまとめてみました!
様々な投資家などに注目されていたり、その特徴や将来性に期待できる仮想通貨だと思います!
分かりやすくまとめてみたので詳しく見ていきましょう(*’ω’*)
ファクトム(Factom)の概要

まずはFactomの概要を見てみましょう!
公開日 | 2015年1月15日 |
通貨名 | Factom(FCT) |
最大発行枚数 | 上限なし |
承認システム | PoPublication【Proof of Publication】PoProcess【Proof of Process】PoAudi【Proof of Audi】PoB【Proof of Burn】 |
公式HP | Factom公式ホームページ |
開発者 | Factom Inc. |
ファクトム(Factom)の特徴とは?
ファクトム(Factom)は2015年に公開された、アメリカで誕生した仮想通貨です。ファクトム(Factom)とはプラットフォームの名称で、正確には【ファクトイド(Factoid)】と言います。
Factomは、改ざん不可能な電子記録を作成・維持・管理するためのプラットフォームです。
特定の事実(例えば登記簿登記や印鑑証明など)を証明する目的で作成されており、分散型公証システムとも呼ばれています。
分かりやすく説明すると、「世の中にある文書や記録などを保持し、改ざん不可能なデータ記録として保存する仕組み」ですね。
メリット
ファクトム(ファクトム)を利用することで、記録に対する保護、監査、コンプライアンスへの対応などを簡単にすることで、文書の管理コストを大きく削減することができます!
従来、データや文書や契約書といったあらゆる電子データを記録・保存・保護・維持していくことはかなりの手間が必要でしたが、Factomのシステムを通して、文書データを世界中のコンピューターに分散して保管することで、安全且つ透明性の高い管理が可能になり、安全性と必要コストが大きく改善される可能性があるんです!
デメリット
ファクトムのデメリットをあえて挙げるとすれば、大きく分けると3つあると私は思います。
・ファクトムが中央集権であるということ。
ファクトムは「Factom Inc.」という企業で管理運営しています。
管理者が存在するということは、その管理者が破綻すれば、同時にファクトムが終わるということにつながりますね。
この中央集権の考えがファクトムの一番のデメリットだと思います。
しかし言い方を変えてしまうと、その管理者が有能であれば、そのプロジェクトはもっと伸びるとも言い換えることができますね!
・ブロックチェーンに依存しているということ。
ファクトム以外の仮想通貨全てに対しても言えることですが、ブロックチェーンに依存しているということは、ブロックチェーンになにか問題があれば、ファクトムも機能しなくなる恐れがあります。
以前までは、ビットコインのブロックチェーンだけに依存していましたが、現在はイーサリアムのブロックチェーンにも分散しているため、以前のファクトムの依存性より更に、安全になったと言うことができますね。
またこのデメリットもあえて挙げたのですが、強固なブロックチェーンに依存しているため逆に安全であるとも言えると思います!
・FCTの発行上限がないということです。
ファクトムは独自で発行する通貨であるFactoid(ファクトイド)FCTの発行上限がないので、FCTは基本的には、マイニング報酬として新規発行されます。
市場に多くのFCTが出回るとインフレの恐れがあって、ファクトムを利用する立場からも考えても相場があることは不利に働きますね。
これはデメリットでもありますが、ファクトムの利用料はFCTではなく、「Entry Credit」(エントリークレジット)で行われます。
「Entry Credit」(エントリークレジット)は売却できず、ファクトムの利用にしか使えないのでハッカーなどが盗み出す経済的なインセンティブを減らす役割と、利用料の増減の幅を抑制することが可能となっています!
ファクトム(Factom)の機能とは?

ファクトム(Factom)には二つの機能が開発されてます!
ファクトム・ハーモニー(Factom Harmony)
ファクトム・ハーモニーはアメリカ国内の160兆円にもおよぶ住宅ローンのマーケットを一元管理するためのプロジェクトです。
ファクトム・ハーモニーによって処理された最終ファイルは誰にでもアクセス可能で、永久に変更を加えることができません。
なので改ざんなどによる不正を防ぎ、トラブル対応に必要な時間を節約することができます!
ファクトム・ハーモニーは、企業がコンプライアンスやあらゆるタイプの監査を複数のソースにわたって調整し、毎回完全なファイルを保証することを可能にします!
DLOC
ファクトムとSMARTRAC社が共同で開発を進めている「DLOC」というプロジェクトは、患者のカルテなどの医療データを全てブロックチェーンを応用したdLocステッカーというものに記録して管理・共有するというプロジェクトです。
ブロックチェーンで管理されるためdLocステッカーのデータは不正や改ざんが不可能になります。
また、そのデータは医療界で共有されるので、どこの病院に行っても患者の過去の疾病記録や持病・体質などを知ることができ、手間をかけずに適切な治療を受けることができるようになります!
ファクトム(Factom)の買い方・取引所

Factomの取り扱いのある取引所は、国内ではcoincheck(コインチェック)で、海外ではBittrex(ビットレックス)とPoloniex(ポロニエックス)にあります!
海外では、ポロニエックスやビットレックスでファクトムが取引されていますが、日本円での購入は不可です。まずはビットコインを日本で購入して、ビットコインを海外取引所に送っての取引となりますね!
いきなり海外での取引は難しいと思うので、簡単に無料でアカウント作成できるコインチェックでまずは、口座を開設することをおすすめします!
海外の取引所には日本語の説明はありませんが、ネット上の翻訳機能などを使えば口座開設や取引に関する説明を理解するのは可能だと思います!
ファクトム(Factom)の将来性は?
膨大な公的電子記録をブロックチェーンで一括管理することを目的として開発されたファクトム(Factom)は、アメリカでは大型の予算を組まれたプロジェクトがいくつも進行している期待の仮想通貨です。
通常の仮想通貨と違い、管理者がいる中央集権型のモデルとなってますが、それでも投資家からの支持は増える一方で、一刻も早い実用化が望まれているようです。
ファクトムは世界中に支社を展開してマーケティング活動を行っていますので、近い将来、アメリカ以外の国々でもファクトムのプロジェクトが立ち上がっても不思議ではありませんね。
それぐらい、ファクトムは勢いのある仮想通貨だと言えますね!
ファクトム(Factom)まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はファクトムについてまとめてみました!
興味などあればぜひ買ってみてください!