
今回は、仮想通貨フェザーコイン(FTC)についてまとめてみました!
ビットコイン(BTC)を元にした改良版仮想通貨で注目されているコインの一つです!
分かりやすくまとめてみたので見ていきましょう(*’ω’*)
フェザーコイン(FTC)の概要・チャート

公開日 | 2013年4月16日 |
通貨名(通貨単位) | Feathercoin(FTC) |
最大発行枚数 | 3億3,600万FTC |
承認システム | Proof of Work(NeoScrypt) |
公式HP | https://feathercoin.com/ |
フェザーコイン(FTC)の特徴
目的
フェザーコイン(FTC)はビットコイン(BTC)のアップグレードを目的に開発されました。
フェザーコイン(FTC)はビットコイン(BTC)と比べて、下記のような特徴を持っています!
・ASIC耐性(NeoScrypt)
→マイニングの中央集権化を防ぐ
(詳細は後ほど説明しています)
・ブロック生産時間が短い(1分)
→決済により適している
・発行枚数が多い(3億3,600万枚)
→価格高騰を防ぐ
下記はフェザーコイン(FTC)・ビットコイン(BTC)・ライトコイン(LTC)を比較した表です
通貨名 | FTC | BTC | LTC |
暗号化アルゴリズム | NeoScrypt | SHA-256 | Scrypt |
ブロック承認時間 | 1分 | 10分 | 2.5分 |
発行総数 | 3億3,600万枚 | 2,100万枚 | 8,400万枚 |
半減期 | 約4年 | 約4年 | 約4年 |
技術

・NeoScryptによるASIC耐性
→ASICとは、Application Specific Integrated Circuitの略で、「特定の目的を持つ集積回路」という意味です。
様々な機能が付加されている一般的なコンピューターと異なり、ある一つの目的のみを行うことで効率的に稼働していきます。
マイニングにおいてマイナーはブロック生成の際にハッシュ値がある一定の値以下になるような「ナンス値」という値を総当たりで計算し、この計算のみに特化したASICを使うことで、マイニング効率を高めることができますね。
しかしながら、中央集権化が進むことと51%攻撃の可能性が否定できないことから、取引の承認作業はできるだけ各ノードに分散させるほうがブロックチェーンの信頼性が向上していきます。
ASIC耐性があることによって、個人の様々な機能が付加されたPCとマイニング用ASICとの処理能力の差の開きが縮小しますね。
・アドバンスドチェックポイント(ACP)機能
→この機能は、51%攻撃からフェザーコインを守るために設けられました。
ブロックを記録することでブロックチェーンの整合性を維持するしくみを「チェックポイント」といいます!
ビットコインや他のアルトコインではコード内に設置されていますが、フェザーコインの場合は、チェックポイントのフィードがマスターノード経由で公開されているため、ユーザー側を変更する必要がありません。
フェザーコインはNeoScryptをベースにしており、大部分の暗号通貨にはない多くの機能を実装しています!
私たちには、ATMやPoint of Sales機器、Tシャツやウォレット、レーザーエッチングされた物理的フェザーコイン、などRaspberry Piベースのプロジェクト向けオープンソースプロジェクトがありますね!
リストにはあまりにも多くのものがありますが、フェザーコインを最も区別する技術的な側面がいくつかあります。
フェザーコイン(FTC)の買い方・取引所・ウォレット
国内取引所で取り扱っている所は無いので、 フェザーコイン(FTC)を買う為には、ビットフライヤー(bitFlyer)やザイフ(Zaif)に登録して、フェザーコイン(FTC)を取り扱っている海外取引所に送金する必要がありますね。
フェザーコイン(FTC)取り扱っている海外取引所
・Bittrex

Bittrexはアメリカの取引所で、FTC含め、199種類もの仮想通貨を取り扱っています!
メリット
①通貨数が多い。
②マイナーな仮想通貨も取り扱っている。
デメリット
①売買手数料が割高。
②レバレッジ取引ができない。
取り扱い通貨の種類が豊富なことや、マイナーな通貨も取り扱っているのが特徴ですね!
ただ、手数料が割高なので、取引所の口座開設に手数料を重視する方にはおすすめとはいえないかもしれません。。。
・Upbit

Upbitは日本でも知名度が高く、韓国発のメッセージアプリ「カカオトーク」の運営企業が出資した、Dunamu Incが開設した韓国の取引所です!
メリット
①取引手数料の20%がペイバック。
②ウォン建の手数料が安い。
デメリット
①口座開設が面倒。
②ホームページが韓国語のみ対応している。
Upbitは、手数料のペイバックキャンペーンや、ウォン建の手数料がキャンペーン中のため安いことが特徴ですね!
公式HPが韓国語のみで英語・日本語に対応していないことや、外国人の口座開設が面倒ということがデメリットといえます。。。
※Upbitでは、 未成年の取引ができないです。
※登録には、韓国国内の通信社を通じた、実名認証やカカオペイ証明書、カカオトークアカウントが必要になってきます。
・Cryptopia

Cryptopia(クリプトピア)は、ニュージーランドの取引所で、FTC含め462種類もの仮想通貨を取り扱っています!
メリット
①通貨数が多い。
②マイナーな仮想通貨も取り扱っている。
③無料でコインがもらえる。(チャートやトレードなどの色々なアクションに対してランダムに報酬が配られます)
デメリット
①FTCの取引高が少ない。
②レバレッジ取引ができない。
③ハッキング被害の噂がある。
Cryptopiaは取り扱い通貨数が多く、マイナーな通貨も取り扱っているのが特徴ですね!
また、ライトコインやドージコイン建で取引を行えます!
実際に起きたかは不明ですが、ハッキング被害(不正アクセス)の噂がでているのも懸念点といえますね。
フェザーコイン(FTC)専用ウォレット
Electrum WalletというFeathercoin(フェザーコイン・FTC)用のウォレットアプリのベータ版がリリースされました。
Electrum Walletはすべてのブロックチェーンをダウンロードせずとも使える軽量のウォレットアプリです。blockchain.Github上でソースをダウンロードできます!
フェザーコイン(FTC)の将来性

2013年4月の取引開始直後は0.5ドル前後を推移。
2013年11月に暴騰し、一時1.3ドル付近まで上昇し、2014年5月から2017年4月の間は0.01ドル以下の水準で推移しました。
ビットコインが注目を浴びはじめた時期の2017年5月から価格上昇が始まり、
2018年1月7日には0.68ドルの最高値を付けました。
2018年4月5日には0.2ドル前後で推移していました。
フェザーコイン(FTC)のプロトコルの最新アップグレードは、2017年9月28日に行われました。
フェザーコイン(FTC)のロードマップは、公式には公開されていません。
普段、あまり話題に上らない通貨だからこそ、新機能の実装などのニュースで、値が大きく動く可能性があると考えられます。
また、ビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)といった、フェザーコイン(FTC)と特性が似ている古参コインに、アクシデントが起こった際などに、影響を受ける可能性もあると考えられますね。
フェザーコイン(FTC)まとめ
2013年開発以降は低空飛行を続けていましたが、ポテンシャルはかなり高く、これから期待できるコインの一つだと思います!
今よりも価値が低くなることは考えづらいので、少しでも保有しておくと、上がった時に大きな利益として得られるかもしれないですね!
フェザーコイン(FTC)は今後が楽しみです◎