【仮想通貨】Siacoin(シアコイン)とは?特徴・買い方・取引所

今回は、ストレージの利用と結びついた仮想通貨Siacoin(シアコイン)についてまとめてみました!
とても安価でストレージサービスが利用が可能担っていることで注目を集めているコインです!
では、その詳細について詳しく見ていきましょう(*’ω’*)
Siacoin(シアコイン)の概要・チャート

公開日 | 2015年 |
通貨コード | SC |
発行上限枚数 | 無限 |
承認システム | Proof of Work & Blake2b |
ブロック生成サイクル | 10分 |
公式HP | http://sia.tech/ |
Siacoin(シアコイン)は、アメリカで開発された仮想通貨です。
Siacoinの機能を一言で表すと、ブロックチェーンを利用したクラウドストレージのシェアリングです。
ブロックチェーンによって分散化されたクラウドストレージの容量を、余裕のある人が足りない人に分けることができます。
その容量の売買にSiacoin(シアコイン)のトークンであるSCが使われます。
有名アルトコインとして紹介されることはあまりありませんでしたが、2017年12月〜2018年1月のわずか1か月の間で価格が10倍にまで跳ね上がる、いわゆる「爆上げ」をしていました。
Siacoin(シアコイン)の特徴

ブロックチェーン上の分散型市場
クラウドストレージの売買で、ストレージ提供側にもメリットがあります!
売買に使われるSiacoin(シアコイン)を通して多用途での取引やマイニングも可能なので、市場としての有用性が高いですね!
高度な秘匿性
データやソフトウェアの管理者が分散化されており、ブロックチェーンの秘密鍵を利用できるのでセキュリティレベルが高いです!
低コスト
従来型クラウドサービスの10分の1のコストでクラウドサービスを利用可能になっています!
安定したサービスの提供
ファイルが欲しいタイミングでサービスが停止していたりメンテナンスしていてはストレージサービスの意味がないですよね。
Siacoin(シアコイン)では世界中の数十のノードにパズルのピースのように小さなファイルを保存しているため、どこかに問題が起きても、それを別の場所で補うように設計されています!
これにより最高水準の安定稼働率でサービスを運用しています!
オープンソースで開発も可能
Siacoin(シアコイン)はオープンソースで開発されており、誰でもコードを見ることが出来ます!
なので、個人エンジニアなどが趣味でSiaAPIを利用してアプリケーション開発を行うことが出来ますね。
これによりSiacoinでは活発なコミュニティを維持することができています!
クラウドサービスとは?

クライドサービスの仕組み
これは、ソフトウェアやデータなどを、パソコンなどの特定の機器に保存するのではなく、インターネット上に保存するサービスのことです。
ネット環境さえあればどこのどの機器を使っても、保存されたソフトウェアやデータを閲覧したり更新したりすることが可能です!
GoogleドライブやDropboxなどが代表的な例ですよね。
クラウドサービスの問題点
この従来型クラウドサービスには大きく2点の問題点があります。
1点目は、集権化されたプロバイダーからクラウド容量を借りなければいけないという点ですね。
「集権化」はブロックチェーンについて語る際によく使われる言葉なのでピンときた方もいるかもしれませんが、これはデータやソフトウェアの管理者が単一で悪用や流出等がないかの管理形態をチェックする第三者がいない状態のことを言います。
情報管理主体が単一で「集権化」されてしまっていると、データの不正な書き換えが管理者によって行われる可能性もあるかもしれないということです。
クラウドサービスを利用するということは、GoogleやDropboxなどの特定の単一プロバイダーに情報管理を委ねているということになります。
2点目は、企業など大規模単位でクラウドサービスを利用しようとすると、管理コストが高いという点です。
個人で使う分にはコストや容量の問題を実感することはあまりないと思いますが、企業など管理するデータ量が莫大になるとこのような問題が出てきてしまいます。
分散型クラウドサービスとは?
このような問題を解決できるのが、Siacoin(シアコイン, SC)のプラットフォームである「分散型」クラウドサービスです!
ブロックチェーン技術は、取引の記録をまとめたブロックを複数台のコンピュータで「分散的」に管理する仕組みになっています。
ネットワーク参加者によってデータ管理や取引状況が監視されています。
そして、一度ブロックチェーンにつながれたブロックの記録は改ざんすることができないという特徴があります。
この技術をクラウドサービスに応用すると、複数のクラウド容量が余っている人と足りない人をブロックチェーンで繋ぎ、互いに監視し合いながら空き容量のやり取りを行うという仕組みができます。
よって、莫大なデータやソフトウェアを1つの所有者のクラウドで管理する必要が無くなるため、コスト削減にも繋がります。
Siacoin(シアコイン)の買い方・取引所

※Siacoin(シアコイン)は現在日本円で購入することはできません。
国内の取引所でビットコイン(BTC)を購入し、以下の取引所で交換することができます!
取り扱い取引所
・Bittrex
・Poloniex
Siacoin(シアコイン)を利用する方法
公式HPからSia-UIをダウンロードするとサービスの利用ができるようになります!
①公式HPからSia-UIをダウンロードする。
②取引所からビットコイン(BTC)を送金。
③Siacoin(シアコイン)をダウンロードする。
④ファイルをアップロードする。
⑤ガイドに従って操作を行う。
Siacoin(シアコイン)を稼ぐ方法
・ストレージ提供で稼ぐ方法
①公式HPからSia-UIをダウンロードする。
②ストレージの価格を選択する。
③ストレージの提供をスタートする。
④ユーザーからコインを報酬として受け取る。
・マイニングで稼ぐ方法
①公式HPからSia Minerをダウンロードする。
②マイニングを行なってネットワーク貢献をする。
③Siacoin(シアコイン)を受け取る。
Siacoin(シアコイン)の将来性

Siacoin(シアコイン)と同様にストレージサービスを売りにしている仮想通貨にStorjとMaidsafeがあります!
しかし、StorjとMaidsafeをシアコインと比較すると以下のような特徴があります!
・Storjは一般ユーザー向けに作られたサービスで、まだ安全面に問題がある。 ・Maidsafeはストレージサービスだけでなく、分散型ネットワークを構築するために作られ、目標設定が高い分実装に時間が必要になってくる。 |
なので、安全面での評価が高く、BtoB向けのサービスも視野にいれているSiacoin(シアコイン)の競合は現時点ではないように思えますね。
また、開発状況はGithubでも確認できまよ。
高頻度で更新しているので開発は比較的順調に続いていると思います。
2018年はロードマップによると、企業に利用されるストレージサービスをリリースできるレベルにするための開発をしている段階です!
これからは、企業だけでなく一般ユーザーにも普及するようなストレージサービスを開発するのかに期待できますね!
Siacoin(シアコイン)まとめ

日本の取引所では扱われていませんが、Siacoin(シアコイン)は海外での期待値が高いアルトコインです。
個人が使わないストレージを、他の人に貸し出すという新たなクラウドサービスを提供するシアコインは非常に便利ですよね。
・自分のデータを自分でしか見れないようにできる。 ・今までよりもコストが大幅に安くできる。 ・今年はBtoB向けのプロダクト作りに集中。 |
これからもアップデートを繰り返していくことでストレージサービスとしての質を高め、個人や企業の注目を集め続けることで市場の価格は上昇していくと思います!
興味があればぜひ購入してみるのもいいんじゃないでしょうか(*’ω’*)