
今回は分散型取引所(DEX)に期待をしている人ならぜひ知っておきたいWAVES(ウェーブス)についてまとめてみました!
トークン化ができるプラットフォームを目指しているWAVESですが同じようなプロジェクトでイーサリアム(Ethereum)などがあり、知名度としてはまだまだ低い方なのかもしれません。
将来性や特徴など、しっかりみていきましょう(*’ω’*)
WAVES(ウェーブス)とは?

WAVES(ウェーブス)とは、自分で自分のトークンを発行できるWaves Platformの仮想通貨のことなんです。
WAVES上の分散型取引所(DEX)ではマルゲートウェイによってビットコイン、イーサリアムなどの他の仮想通貨やドルとかユーロなどの法定通貨を取り扱うことができるんです。
また、WAVESは仮想通貨のネクスト(NXT)から派生したロシア生まれの通貨なのでビットコイン(BTC)から派生したネクスト(NXT)から派生したWAVESはBTCからの派生とも言えますね。
ではWAVESの詳しい仕組みや特徴などをみていきましょう!
WAVESの仕組み

WAVESのマイニングアルゴリズムは、LPoS(Leased Proof of Stake)と呼ばれる仕組みなんです。
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)に似たようなものでWAVESの保有量が多いほどブロック報酬を得やすくなる仕組みなのですが、少し他のPoSとは違いがあります。
「lease」とありますがウェーブスのブロック報酬を得るには、WAVESを貸し付ける(リース)必要があります。
そしてマスターノードと呼ばれる10,000 WAVES以上を保有しているところにリースします。
これによって、マスターノードのもつWAVESは大きく増えるので、マスターノードがPoSによるブロック報酬を得やすくなるんです!
マスターノードが得たブロック報酬のうち、自分がリースしたWAVESの量に応じて、一部を報酬として受け取ることができるというのが、LPoSの仕組みです。
ただ、LPoSでは、ブロック報酬とは別に、ウェーブス上で発行された独自トークンがエアドロップとして受け取れたりもできます。
マスターノードが発行しているトークンがもらえたり、全く縁のないトークンが突然付与されたりすることもあります。
それらのトークンもWAVESのDEX上で取引が可能であり、ただWAVESを受け取るだけよりも多くの報酬をもらえると考えることができます。
WAVES(ウェーブス)の特徴

通貨名 | Waves |
通貨略号 | WAVES |
発行上限枚数 | 100,000,000WAVES |
公式サイト | WAVES公式サイト |
ホワイトペーパー | WAVESホワイトペーパー |
独自トークンの発行が簡単にできる
WAVESの特徴のなかでも独自のトークンが簡単に発行できるというところはかなり大きいんじゃないかなと思います。
誰でも簡単に発行することができますし、発行時に必要な設定が、トークンの名前、発行量、最小単位、追加発行どうかといったところだけなのでかなり楽チンです!
ちなみに発行時にかかる手数料はたったの1WAVES(2018/7/4 現在約320円 )なので誰でも気軽にコインを発行することもできますね。
WAVESのトークンの供給量は、100,000,000WAVESに固定されています。
追加される予定は今の所なく、生成したブロックに含まれるトランザクション手数料のみがフォージング報酬となります。
分散型取引所(DEX)

分散型取引所はアセットエクスチェンジとも呼ばれています。
分散型というだけあって、ビットフライヤーやコインチェックといった中央集権型の取引所とは違いWAVESのウォレットであるWaves Lite Clientではユーザー1人1人が秘密鍵を管理でき、高いセキュリティを再現できているんです。
また、WAVESのDEXはゲートウェイ機能を併せていて、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、BCH(ビットキャッシュ)、LTC(ライトコイン)、ZEC(ジーキャッシュ)といった仮想通貨と、USドルとユーロなどの法定通貨を扱うことができているんです!
仮想通貨の規制に対して
Wavesが誕生したロシアでも仮想通貨の規制が始まります。
法定通貨を維持していく上で仮想通貨を規制は厳しくなってくるとは思います。
WAVESに関しては法定通貨に変わるような仮想通貨にする目的ではなく、仮想通貨や法定通貨、物などあらゆるものがトークン化されて取引が行えるような利便性のある世の中を目指しているため政府に受け入れられやすいんです。
実際どのような対応を取られるのかはまだわかっていませんが、政府の動きにもこれから注目していく必要がありそうですね!
WAVESの今後や将来性

現在のWAVESはネクストから派生したということもあって、スマートコントラクト実装していません。
ですが、今年(2018年)中にはチューリングが完全なスマートコントラクトが実装されるそうです。
WAVESのスマートコントラクトは「Rideon(ライドオン)」という名前になっていて独自性のあるスマートコントラクトになるんじゃないかなと思います!
WAVESのデメリット
未完成の機能が多い
WAVESではスマートコントラクトや匿名取引機能などのWAVESならではのユーザーに喜ばれるメリットがたくさんあります!
しかし、まだまだ導入されていない機能が多く将来性はすごく感じますが、まだ未完成の通貨といったところでしょうか?
エアドロップでもらえるWAVESの量が少ない
実はWAVESを貸し出してもらえるエアドロップにはいわゆる無名な通貨も含まれています。
やはり個人で簡単にトークンが発行ができてしまう分、あまりよくわからない通貨ももちろん多いんです。
なので、エアドロップでもらえるWAVESの量は少なくなってしまいます。
取引所

海外取引所ではBittrex等にて購入することが可能ですが、一番のおすすめはやっぱりBinanceですね◎
方法としては、海外取引所にて購入する際円でWAVESを直接購入することは不可能です。
また海外取引所では日本円が使えないため、一度国内の取引所にてBTCを購入後、 Binance 等の海外取引所に送金を行なってからBTC→WAVESを購入する以外ありません。
購入まではこのような流れです↓
- bitFlyer(ビットフライヤー)などの国内取引所にて登録
- 登録が済んだら、国内取引所でBTCを購入
- 続いて、 Binance等の海外取引所に登録する
- 国内取引所から Binance 等の海外取引所に、国内取引所で購入したBTCを送金する
- 送金したBTCでWAVESを購入する
最初は誰だって不慣れなので、最初の1回目だけすこし手間取ってしまうかもしれませんが、ここを一度感覚を掴んでおけばかなり楽ですし、暗号通貨の楽しみがかなり広がると思います(´∀`)
国内取引所をすでにお持ちであれば約30分程度で済むと思いますので、この機会にぜひどうぞ!
国内取引所にまだご登録していない方は、セキュリティも安心・国内取引量ダントツ1位を誇っているbitFlyerがおすすめです(*’ω’*)
遅かれ早かれ仮想通貨に触れることはほぼ間違いない事かと思います。
この機会にぜひ仮想通貨投資を始めてみてはいかがでしょうか(´∀`)